手巻きタバコ
煙管といえば前田慶次のイメージや
悪代官というイメージが強いかも知れません。
しかし、あれこそ庶民に最も近い喫煙具の一つではないでしょうか。
日本で現在取り扱われている銘柄は柘が販売しておる
小粋「極めて刻み幅が細かく、本当の一服用」
宝船「アメリカブレンドの煙管用シャグ」
の2種類のみです。両者は対照的な味をしており小粋は辛みが効いておりパンチも強く
一服ながら充足感というかガツンときます。
一方、宝船は火皿(ボール)が大きめの煙管を用いれば1服どころが1分近く喫煙が可能です。
で、今回取り上げるのはこれとは別に、シャグを手巻きで吸うという喫煙方法です。
世界広しと言えども煙管のように葉を100%燃焼させるエコなものは日本の煙管特有の性質です。
火を点け、一服。転がし2服。MOTTAINAI というセリフが一時、世界を風靡しましたが
まさのその考え方が忠実に現れておる日本らしい煙草と言えるでしょう。
しかし煙管とは取っ付きにくいのもまた事実。
だが、それが最近は変わってきたように私は感じています。
というのも、手巻き煙草の登場です。厳密に言えば江戸時代からあるのですが、メジャーに、
そして何より手巻き煙草を嗜む人口が急激に増え始めた今だからこそ、平成時代の煙管の吸い方があるのです。
前置きが長くなりましたが、ズバリ
シャグを煙管で吸う
それこそ現代の煙管喫煙の代表ではないでしょうか。手巻きは趣味性が高く趣味性が高いのですが
一方で煩わしいという風にバリアを張ってしまわれる方もいらっしゃいます。
そのような方々に受け入れられつつあるのが シャグを煙管で吸う この形です。
もちろん、中には合わないものもありますが、合うものが多いのもまた事実。
今手に入る新品限定のメジャーな煙管としては
・小粋シリーズ
・丸福シリーズ
・宝船シリーズ
が代表的なものです。上から2点は火皿が小さく一服用。
一方、宝船シリーズの煙管は火皿が大きく手巻きの代用にも適しております。
以下、私が吸ってきた中で煙管でいけると確信したシャグ一覧
・ドミンゴ ヴァージニア
・ドミンゴ オリジナル
・ドミンゴ ラズベリー
・ドミンゴ チェリー
・フランドリア ブラック
・フランドリア ヴァージニア
・フランドリア ホワイト
・ラスタ オリジナル
・ラスタ メンソール
・ラスタ シルバー
・エクセレント キールロイヤル
・ゴールデン ヴァージニア
これらは刻み幅が比較的細く、毛足も的な為、非常に丸めやすく、また
火皿の小さな煙管にも盛りやすかったです。手巻きにマンネリし始めた方は是非お試し下さいませ。