アパッチゴールド 手巻きたばこシャグのレビューシリーズです。 アパッチゴールド。Tsugeさん曰く 「マニトウの代わりとなるタバコを終に見つけましたよ!!」 とのことですので期待しつつも冷静にレビューしようと思います。
デザインはインディアンをイメージしています。(インディアンといえば差別用語になるんでしたっけ・・・私はそうは思いませんが) 原産地はオランダのタバコです。私の大好きなルックアウトシリーズと 同じ国のタバコですね。 内容量:35g 価格:830円 1gあたり:23.7円
特別安いタバコという訳ではなく価格は一般的でしょうか しかしながら開封して驚いたのはとても乾燥していることです。 タバコの値段の大半は税金ですがこの税率が非常に興味深く なんと重量を基準に課税する重量税制を日本ではとっています。 つまり、乾燥している=水分が少ない=水の重さが含まれない ということで何故か価格が安くなるんです。タバコの七不思議の1つ! と、話が反れましたが乾燥していることが必ずしも悪いとは言えないということです。
さて、続いてシャグのアップを見ていきましょう
シャグは極細とまではいかないものの細く毛足が長いシャグです。
- ジグザグローリングマシーン
- ローリングマシーン
- ハンドロール
の3つを試しましたが、どれも問題なく巻きやすいので初心者にもお勧めできるシャグです。 しかし、乾燥していますのでどうしても 辛い!! せっかく上質なタバコ葉を用いていたとしても乾燥していては 本来の味や香りどころではありません。 手巻きタバコに限らず煙草全般に言えることなのですが
「煙草は加湿しましょう!」
セブンスターやマイルドセブン、今はメビウスですがこれらの煙草には 防腐剤その他もろもろのお薬がたくさん入っていますので湿度を保ったままでも問題はないのですが手巻きタバコのようなフルオーガニックたばこ(オーガニック:薬品の類を使ってない100%たばこ)に関しては湿度があれば ほぼ100%カビ にやられます。 食品でいうと乾燥ワカメの状態で手巻きタバコは流通し店頭に並びますので ”戻す”という 加湿 がとても重要になってきます。 この加湿の方法に関してはヒュミドールという専用の加湿器を用いる方法が一般的ですが お手ごろかつ、どこの家庭にもあるものでも十分加湿出来ますので興味のある方はコチラから 加湿の記事をご覧下さい → 手巻きタバコ-加湿-みかんの皮 さて、最後となりましたが恒例の相性チェックコーナー 今回試したのは以下の3通りです
- ジグザグリコリスペーパー 紙製 着香 レギュラー フリーバーニング
- ピュアヘンプペーパー 麻製 無着工 レギュラー スローバーニング
- ジグザグブルーペーパー 紙製 無着工 レギュラー スローバーニング
まず、ジグザグリコリスペーパーですが まずい! とまではいかないまでも、相性は決して良くはないです。
ジグザグリコリスペーパーの特徴としてフリーバーニングゆえに燃焼速度が早いことが挙げられます。アパッチゴールドは毛足が長く極細のシャグですのでフリーバーニングでは燃えるのが早すぎて灰があらぬ落ち方をします。また、カンゾウエキスとの相性も悪く味も良くない。どれだけ良くないか試してみたい変わり者の方以外は候補から外してOKです。
続いてピュアヘンプペーパー これがベストです!
ピュアヘンプペーパーは他の巻紙とが違っていて紙製ではなく麻で作られているヘンプペーパーです。紙製巻紙共通する糊の香りが苦手な方へおすすめの巻紙です。 また、燃焼速度はスローバーニングですのでレギュラーサイズで巻いても5分以上は一本でもちます。もちろん個人差はありますが何か原稿を書きながら等のながら吸いをよきされる方にはオススメです。 アパッチゴールドとの相性もよく良い意味で本来の味や香りの邪魔をせず燃焼速度もシャグと巻紙が同じくらいの早さで燃焼していきますので、アパッチゴールドとはベストの組み合わせだと言えます。
最後がジグザグブルーペーパー
流石はジグザグ。何と合わせても無難で たばこ本来の味と香りが愉しめます。 私のお勧めの組み合わせは
・ピュアヘンプペーパー×アパッチゴールド ・ジグザグブルーペーパー×アパッチゴールド
二者択一でしょうか。 また忘れてならないのがフィルターです。味と香りがしっかりとした たばこ葉となってますのでスリムフィルターがお勧めです。レギュラーやキングサイズだとタールがキツ過ぎるかも知れませんが。スリムフィルターで巻いた際のタールは16mgくらいでしょうか。また、スリムフィルターダブル(フィルターを2個入れて)巻いた場合のタールは6mgくらいです。メビウスやフィリップモリスから手巻きに以降を検討中の方はご参考下さい。